デジタル時計の修理 [電子工作]
今年も残すところ10日を切り・・・。 そう!大掃除の季節がやってきた。
でも・・・,
毎年「大掃除!大掃除!」と言いながらも,ほとんど物の並び替えや保管場所を変えるだけで,たいした大掃除をやっていないのが正直なところ・・・(かな?)
★ 恥ずかしい話だけど・・・ (*^_^*)
で!,数日前,本棚をアサっていたら,本の後ろの方からこんなものが,こんな状態で出てきた。
これは・・・,1998年8月に発売されたディスプレイ一体型 ”スケルトン” パソコン「Macintosh iMac G3」・・・,じゃなくて「iMac G3」風の「デジタル時計」・・・。
このデジタル時計・・・,いつ頃こんな状態になって仕舞い込んだんだろう・・・。
★ なんか色々あって,ずっと放置プレイ状態だったんだろうなぁ~
年末だし,大掃除ということで廃棄してしまっても良かったのだけど,なんとな~く気になって・・・,まぁ~,毎度(毎年)のごとく掃除をそっちのけで 弄ってみた。
丁寧にフロントパネル部分を折り返してみると・・・,
赤い内部配線が硬化してよれよれ状態,そしてバッテリー端子や基盤の一部に緑青が出て断線していた。
またまた,丁寧に本体のネジを外してみると・・・,
「あぁぁ~!?」,天板が思いっきり真っ二つに割れているではないか・・・。
でも,これなら天板は接着剤で,内部配線は取り合えるだけで,何とか再生できそう。 ということで作業開始!
硬化した配線や断線していた配線を天板の(ケース)色に合わせて青い配線にしてみた。
本当なら液晶画面裏の短い配線も交換しようかと思ったけど,チョット大変そう・・・。
電池を入れ液晶の表示を見てみると・・・,
「おぉぉ・・・!見事に復活!!」
でも,この時思ったのが,電池ケース部分には電池が2本入るようになっているけど,配線状態を見てみると,時計部分に使用している電池は1本で済んでいる。
★ う~~ん・・・,何十年と知らなかったぞぉ!
そして,フロントパネルのスイッチ類を押して時間をセット・・・。
おっ・・・? 押してセット・・・,あれ?セットできない・・・?
今度はフロントパネル部分を分解してみた。 特段変わった様子はないけど,基板上(スイッチ部分)の銅箔にテスターを当ててみたけど何にも反応しない。
で!,銅箔部分に磨きをかけてみたところ一応復活! 復活・・・? えっ?あれ・・・?
基板上のパターンをよ~く見てみると・・・, 「おぅ!ノー!!」 磨きすぎたせいかパターンを切ってしまっていた。
仕方なく半田こてを出してきてパターン修正。
★ おぅ!,結構いい加減・・・
とまぁ~,こんな感じで小1時間チョットほど,大掃除のことなど忘れ作業してみたところ無事に完全復活。
完成後,,,,,OSやドライバー等のアップデートをすることもなく(笑),調整した時間に大きなズレが生じることもなく,チャンと動いている。
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そうそう・・・,ネットで1998年8月に発売された,このパソコンについて調べてみた。
本物はこんな感じ。 このパソコンの発売額は「178,000円」
★ この写真はネットであったものを拝借させて頂いた
当方自身「Macユーザー」ではないので詳しいことは分らないが,当時色々な意味で「一世風靡」したパソコンだったことだけは覚えている。
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さて,無事に作業も済んだし・・・,お疲れ様の一杯を頂くことにしよう・・・。
★ チョウシニノルナッ!! ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´ェ`)ノ ひょぇぇぇ~
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